探究の歯車を始動させるため、これまでの経験を生かし全力でテーマを探します。探究は、答えが一つとは限らず、複数あることも、時には答えが見つからないこともあります。振り返りによって、探究を通してできるようになったことや改善したほうがよいことを整理して意味付けすると、自分の次の成長につなげることができます。自分の中の固定観念に縛られない柔軟性を身につけます。
いつもの教室を離れ、異なった環境に身を置き、新たな視点で物事を考えてみる。これが体験教室の醍醐味です。本校には普段の授業の他に、魅力的な体験プログラムが多数用意されています。すべての活動が、グローバルな視野を育み、「自問自答力」を養成することを目的としています。
《 1年次 | 5・9月 》
学校近くの田んぼをお借りして、田植え・稲刈りを体験します。小さな苗から秋の実り、収穫に至るまで自然の成長を見つめ、秋には自分たちで作ったお米を丁寧に炊いて、いただく収穫祭を行い、いのちのつながりを考えます。
《 1年次 | 6・9月 》
学校の近くにある手賀沼の環境と歴史を学びます。身近な自然を自分の目で再確認することからはじめ、地球規模の環境問題にまで視野を広げます。
《 全学年 | 6・11月 》
毎年、国際都市東京で都市の歴史・文化・テクノロジーを学びます。日本科学未来館、国立科学博物館、東京国立博物館等の見学をし、秋の宿泊研修の事前学習の一環としても、見聞を深めます。
※各学年年1回実施
《 2年次 | 11月 》
自国の文化を理解することは、グローバルな視点を持つための基本です。入念な事前学習を行い、研修旅行後には、研修成果を発表します。
《 3年次 | 11月 》
自問自答プログラムの集大成として、平和教育、語学体験、現地校での交流、異文化理解を目的とし、社会に出る前の国際経験を身につけます。
《 1年次 | 2月 》
3泊4日の日程で実施するスキー研修に参加します。スキー学習を通じて、チャレンジする心、スポーツを楽しむ心を育てます。同時に山の営み、山の四季についても考えを深め、雪の結晶観察等も実施します。
中学3年生プログラム「探究」〜自問自答〜は国の補助金と日本私立中学高等学校連合会からの研究費が支給された、日本私学教育研究所による令和6年度研究対象プログラムとして採用されました。