楽しく、 深い「問い」を 掘り下げる

いま世の中が大きく変化している中、本校の伝統的「探究」学習も、より進化しています。いろいろなことを自分で判断しなければならない探究学習では、自ら進んで取り組む姿勢、つまり主体的に向き合うことが大切です。主体的に何かに取り組むとき、そこには自己決定があります。その自己決定が自分がこの先、どのように生きていきたいかを考える大切な時間になります。

探究学習を支える2つのプログラム

論語教育
豊かなこころと温かい思いやりを育む

本校は、中国のいにしえの思想家・孔子の言葉をその弟子たちがつづった『論語』を使用します。そこには、現代にも通じる人への慈しみや、社会の中でどのように調和をもってふるまっていくべきなのかが、わかりやすい実例をともなって記されております。漢文検定テキストを使用しながらの「素読・暗唱」を最初の取り組みとし、『論語』に根ざすその精神を生徒たちが少しずつ吸収できるように進んでいきます。本校は、中高6年間の大切な時期に、この『論語』を通して豊かなこころや温かな思いやりを育み、生涯にわたって生きる道筋となることを願っています。

中学での取り組み

「漢文」をはじめて学ぶことから、素読・暗唱テストを中心とする漢文検定も交えた取り組みとなります。

  • 中学1年

    漢文検定
    (論語・漢詩)
    初級
  • 中学2年

    漢文検定
    (論語・漢詩)
    中級
  • 中学3年

    漢文検定
    (論語)
    上級

高校での取り組み

『論語』を読み解き、「人として、いかにあるべきか」を自ら考え、自分なりの答えを探し続けます。毎週1時間、オリジナルテキストを使って『論語』に学びます。