楽しく、 深い「問い」を 掘り下げる
いま世の中が大きく変化している中、本校の伝統的「探究」学習も、より進化しています。いろいろなことを自分で判断しなければならない探究学習では、自ら進んで取り組む姿勢、つまり主体的に向き合うことが大切です。主体的に何かに取り組むとき、そこには自己決定があります。その自己決定が自分がこの先、どのように生きていきたいかを考える大切な時間になります。
学習支援プログラム learning support programs
学力の向上で大切なことは、「もっと知りたい。わかりたい」という気持ちを大きくすること、主体的に学ぶ姿勢を身につけることです。本校の学習支援プログラムでは、日々の授業をまず大切にします。そしてつまずいている箇所をはっきりさせ補習などで補い、さらに発展応用問題へと移行します。家庭学習の習慣化に力を入れ、家庭学習用ノートを毎朝提出します。多様な学習支援の取り組みを通じて学力を確実に伸ばします。
自問自答プログラム soliloquizing Programs
体験プログラムを通じて、見聞を広げていきます。個人が自問自答をする中で、考えたり感じたりしたことを言葉に表し、他の人へ伝える。同様に他の人の発表を真剣に聴き自分の意見を持つ。学校は「学び合いの場」です。「心理的安全性」が確保された中で、こうした自分との対話・他人との対話を繰り返すことで、自分の個性や特徴がより明確になり、広い視野、新しい発見を持つことができます。
本校は、中国のいにしえの思想家・孔子の言葉をその弟子たちがつづった『論語』を使用します。そこには、現代にも通じる人への慈しみや、社会の中でどのように調和をもってふるまっていくべきなのかが、わかりやすい実例をともなって記されております。漢文検定テキストを使用しながらの「素読・暗唱」を最初の取り組みとし、『論語』に根ざすその精神を生徒たちが少しずつ吸収できるように進んでいきます。本校は、中高6年間の大切な時期に、この『論語』を通して豊かなこころや温かな思いやりを育み、生涯にわたって生きる道筋となることを願っています。
「漢文」をはじめて学ぶことから、素読・暗唱テストを中心とする漢文検定も交えた取り組みとなります。
中学1年
漢文検定中学2年
漢文検定中学3年
漢文検定『論語』を読み解き、「人として、いかにあるべきか」を自ら考え、自分なりの答えを探し続けます。毎週1時間、オリジナルテキストを使って『論語』に学びます。