[己を知り、大海を知る]
ICT教育
今後、教育システムの一端を担っていくICT教育に向けて、生徒への必要十分な教育機会が学校に求められています。本校では、以前より一人一台タブレットを貸与し、普段の授業においても幅広く活用しています。
教育目標である「自律をはかり、主体性を身につける」「社会への関心を高め豊かな国際性を身につける」ことの一環として、ICT(Information and Communication Technology)機器を活用することで時代のニーズである「メディアリテラシー」や「自問自答力」を養い、社会に貢献できる人材を育成します。
● 電子資料の配付
● 動画教材の利用
● アクティブ・ラーニングへの活用
● 授業アンケートの実施
● WEBテストの活用
● 学習記録
● 校外学習での利用
● スタディサプリの利用
● 「ポートフォリオ」としての活用
● 電子図書館の利用
[なりたい自分を探究する]
キャリア教育
自分の適性を考え、将来像をイメージできるようプロフェッショナルの方や卒業生との交流が行われています。より豊かな選択肢を探し、自分の進路について考える時間を大切にします。
職業ガイダンスの一環として、本校保護者・卒業生、あるいは学校関係者等の中から、各分野の専門家をお招きし、その職業の説明や、やりがいを講演していただく「プロフェッショナルに学ぶ」という進路行事を開催しています。生徒たちは一流の方々のお話を聴くことで、「大学卒業後どうやって社会に貢献していくか」という具体的なイメージを膨らませていきます。
毎年、難関大学に合格した卒業生を講師に招いて合格座談会を開催しています。在校生たちは、模試や課外授業、教材や赤本の活用方法など、受験に向けた先輩たちの取り組みについて真剣に耳を傾けます。
[グローバル探究]
視野を広げ、他者を理解する心
本校の教育目標に、「社会への関心を高め豊かな国際性を身につける」が掲げられています。多彩な海外研修旅行などを通じて実践してきたグローバル教育は、生徒の視野を広げ、他者を理解する心を育てます。本校が目指す国際人は、「困難に遭遇した時に自己の真価を発揮できる人間」です。
夏休みに希望者を対象に実施します。期間は約2週間。研修後、英語学習に力を入れ、一段と力を伸ばした生徒もいます。参加する積極性が力を伸ばします。
希望者は、イギリスのラグビー校で夏期短期留学に参加できます。現地校の生徒との交流を通じ、国際交流と相互理解に努め、より多角的な視点を養います。ロンドンやリバプール、バーミンガム等の小旅行もあり英国文化と歴史を学ぶことができます。
選択授業の一つとして開講します。語学学習だけでなく、国の成り立ちや地理、文化を学び、調理実習も実施します。研究成果は松陵祭(文化祭)で発表します。
夏休みに希望者を対象に実施します。期間は1週間。現地の大学での語学研修の他、異文化体験・名所観光をします。中国語が話せなくても参加可能です。
松陵祭(文化祭)で実施します。「暗唱部門」では教科書の内容を課題とします。「創作英作文部門」では社会の出来事や、興味のある分野を課題とします。
県内や関東の中国語発表大会に参加します。朗読・暗唱に挑戦しており、朗読部門で最優秀賞を受賞したこともあります。韓国語選択者もスキットコンテストに挑戦しています。
<スーパー特進コースのグローバルな取り組み>
スーパー特進コースの希望者は、7限を活用し「グローバルな学び」を受講することができます。異文化を理解し、多様な価値観を受け入れることができる真の国際人の育成を目指した独自のカリキュラムを実施しています。
「英字新聞プロジェクト」として、いくつかのグループに分かれて、企画や取材、記事作成、編集などのすべての工程を生徒たちで行います。それぞれが探究テーマを決めて、課題を深め、記事を制作します。その集大成として、全国の高校が競い合う「英字新聞甲子園」にも参加し、2年連続で優秀賞(全国2位)を受賞しています。
日々の疑問や思い、夢から取り組みたい社会課題を決めて、その課題の解決策を考えるプログラムです。このプログラムでの学びを通じて、①批判的思考力、②創造性、③協働力、④コミュニケーション力、⑤実行力の5つの力を伸ばします。
「英語によるプレゼンテーション講座」として、外部から講師を招聘し、「伝わるプレゼン」の講座や英語での表現の仕方などのプレゼンテーションに必要な要素を学び、英字新聞に向けて探究した課題について、プレゼンします。集大成として3月に「校内プレゼンテーション発表会」を主催し、一人ひとりが発表をします。また外部のプレゼン発表会などにも参加します。